勝つために、必要な情報が知りたいな。
このような、悩みを解決します。
本記事では、FXで勝つために初心者が知っておきたい6つのことを解説していきます。
目次
FXで勝つために初心者が知っておきたい6つのこと
①FXの世界はシビアです!
FXは、個人投資家に大変人気のある商品です。
なぜなら、株や他の投資に比べて、わかりやすいからです。
FXの解説については、下記をご確認ください。
FX業者は、レバレッジで大きく儲かることばかりを宣伝しますが、逆に言えば、大きく損する可能性もあります。
高いレバレッジで取引すれば、手持ち資金が一瞬でなくなることもあります。
もし、FXで一攫千金を狙っているのであれば、その考えは今すぐ捨てたほうが良いです。
必ず失敗します!
FXで戦うのは、『為替相場のプロトレーダー』なのです。
つまり、プロ中のプロに勝たなければ、儲けることのできない厳しい世界なのです。
②為替相場は理外の理で動く!
FXをする上で大事なことは為替相場とはどういう世界なのかを知り、『どうすれば利益が出せるのか』をしっかり理解することです。
為替相場は、『理外の理』で動く、理屈や常識は安易に通用しない世界です。
個人投資家の多くが、為替相場は経済の原理原則に基づいて動く
と考えているようですが、そのような認識はとても危険です!
はてな
各国の経済環境から為替相場を分析する手法を『ファンダメンタルズ分析』と言います
国の経済政策や金利といった要素で為替相場が決まるのであれば、経済学者や専門家たちは、大きな利益を得ることができるはずです。
しかし、為替相場はファンダメンタルズ分析でだけでは、勝てないことが多いです!
ファンダメンタルズ分析とは?
ファンダメンタルズとは、国や企業などの経済状態などを表す指標のことで、「経済の基礎的条件」という意味です。
国や地域の場合、経済成長率、物価上昇率、財政収支などがこれに当たり、企業の場合は、売上高や利益といった業績や資産、負債などの財務状況が挙げられます。
ファンダメンタルズをもとに株価や為替の値動きを予測することをファンダメンタルズ分析といいます。
③相場の流れを示すトレンドとレンジを把握しよう!
では、相場を動かすのはいったい何なのでしょうか?
あらゆる相場には流れが存在し、この流れは、2種類あります。
ポイント
- 『トレンド相場』1方向に大きく動いている状態
- 『レンジ相場』 どちらともつかずに上がったり、下がったりを繰り返す状態
トレンド相場には、上昇と下降の2種類あります。
トレンド相場とは、大多数の市場参加者の総意で、この流れをつかむことが、FXで勝つための大きなポイントです!
④トレンドの強さは敗者の数で決まる!
トレンドは、『敗者』の数によっても決定されます。
ポイント
- FXのトレンド勢いは、正しい判断でトレンドに沿ったポジションを持つ敗者
- 『勝者』の数のみではなく、間違った判断で逆のポジションを持つ敗者
損をする人が多ければ多いほど、損失覚悟でつっこんだり資金不足によるロスカットとなる人が多くなります。
それにより、連鎖的に次の敗者を作り出すために、大きなトレンドを推進していきます。
逆に、勝者の数が多いとこは、損切りと比べ連鎖的な反応を引き起こしにくく大きなトレンドになりにくいです。
⑤トレンドフォローが勝つ秘訣
◎投資家は常に間違うもの
投資家はトレンドと逆のポジションを持つ『逆張り』をしたがります。
これは、人間の本能であるので、仕方ありません。
また、トレンドに沿ったポジションを持っていても、早めに利益確定をしてしまいがちで、逆に損するポジションの場合は、損切りせずに我慢して持ち続ける傾向が強いです。
◎相場は、ロングとショートの力関係のバランスで決まる!
相場は、買い(ロング)と売り(ショート)が常におり、為替レートはこのバランスで決められます。
常にバランスが一致していれば、相場は動きませんがどちらかに優位性があった場合に相場が動きます。
つまり、トレンドは、ロングやショートのバランスが崩れた場合に発生し、片方が強ければ強いほどトレンドが強く、長く維持されます。
⑥チャートを見て勝てる取引をしよう!
勝つためには、基本的にトレンドフォローをするしかありません。
では、なぜロングとショートのバランスは崩れるのでしょうか?
それは、莫大な資金を動かしている銀行や保険会社、ヘッジファンドなど企業体で投資を行っている大口の投資家がいるからです。
FXで勝つためには、その流れに乗るしかありません。
流れに乗る方法として、チャートに現れる様々なサインを分析してトレンドに沿ったポジションをとる方法があります。
こうした手法をテクニカル分析といいます。
テクニカル分析とは?
テクニカル分析とは、値動きを表すチャートから、「相場の流れ」や「投資家心理」を読み取り、将来の値動きを予想するための分析手法です。
テクニカル分析は主に、「トレンド系」と「オシレーター系」の2つに分けられます。
トレンド系とオシレーター系には、主な6つのテクニカル指標があります。
トレンド系
移動平均線
テクニカル指標の中で最もポピュラーな指標です。
過去の一定期間の終値の「平均値」を計算し、その値をつないだライン(線)のことです。
移動平均線の傾きが上向きなら「上昇トレンド」、下向きなら「下降トレンド」と判断できます。
また、現在の価格が移動平均線より上にあれば「上昇トレンド」、下にあるときには「下降トレンド」とも判断できます。
一目均衡表
日本人によって編み出されたトレンド系指標です。
日本人が生み出した数少ないテクニカル指標のひとつで、価格と時間の均衡関係が一目でわかることからその名がきています。
ボリンジャーバンド
線と線の間を跳ね返るように見えるトレンド系指標です。
移動平均を表す線とその上下に値動きの幅を示す線を加えた指標で、「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」という統計学を応用しています。
一般的に株価は移動平均線を離れれば離れるほど反発して移動平均線の方へ戻る可能性が高くなると言われており、その性質を元に「順張り」「逆張り」それぞれの投資に利用することができます。
オシレーター系
MACD(マックディー)
「MACD」は移動平均線を応用した人気のオシレーター系テクニカル指標です。
短期の指数移動平均から長期の指数移動平均を差し引いて算出したMACDという線と、MACDを平均化したMACDシグナルを用いた指標です。
一般的にはMACDがMACDシグナルを下から上へ突き抜けると買いのサイン、逆に上から下へ突き抜けると売りのサインと判断されます。
RSI(アールエスアイ)
「RSI」は、「買われすぎ」や「売られすぎ」の水準を表す指標です。
RSIが30%以下のときは「売られすぎ」、70%以上のときは「買われすぎ」と判断します。
ストキャスティックス
ストキャスティックスは、前述の「RSI」と同様に、「買われすぎ」や「売られすぎ」の水準を表す指標です。
「RSI」と異なる点は、「ストキャスティックス」には、「ストキャスティックス(ファースト)」と「ストキャスティックス(スロー)」の2種類があることです。
短期売買向きの「ファースト」と、中期売買向きの「スロー」の2種類があります。
「ストキャスティックス(ファースト)」は、売買の判断となるサインが頻繁に出現するため、短期売買の人向きで、「ストキャスティックス(スロー)」は、売買の判断となるサインがストキャスティックス(ファースト)に比べ少ないため、中期売買の人向きといえます。
まとめ
FXで勝つためには、トレンドに乗ることが大事です。
テクニカル分析を駆使して、相場の流れをつかみましょう!
メモ
- ①FXの世界はシビア
- ②為替相場は理外の理で動く
- ③相場の流れを示すトレンドとレンジを把握しよう
- ④トレンドの強さは敗者の数で決まる
- ⑤トレンドフォローが勝つ秘訣
- ⑥チャートを見て勝てる取引をしよう