こんにちは、Shu(@ShuEA11)です。
FXのpipsって聞きなれない言葉ですよね!
意味を知って使っている人は少ないのではないでしょうか。。
この記事を読めば、FX初心者でも「pipsの計算方法」がわかるようになります。
それでは、以下で紹介していきます。
目次
pips(ピップス)とは?
pipsとは、為替レートの値動きの単位です。
カタカナ読みすると「ピップス」といい、「pp」や「pps」と略されることもあります。
実際には、pipsは為替レートの変動幅に加え、スプレッドの単位としても登場します。
日本円だと 0.01円=1銭(せん)=1pipsとなります。
具体的な使用例は
・ドル円を10pipsのラインで利益確定させる
・エントリーから20pips下がったら損切りする
・ユーロドルのスプレッドが0.5pips
などなど、色々な場面で使用します。
なぜpipsで表すのか?
どうして全ての通貨で「円」や「銭」が使われないのでしょうか。
その理由は、FXでは、ドルやユーロ、ポンドなどの円以外の通貨ペアで様々な外国通貨が売買されているからです。
日本円以外の通貨の値幅を、「円」や「銭」で表すことはできません。
そのため、全ての通貨に共通する単位として、pipsが使用されています。
pipsは通貨によって違う
1pipsが表す値幅は、通貨によって違うことに注意してください。
具体的には、通貨ペアが対円(クロス円)かその他の通貨かによって、1pipsの値幅が違ってくるので、利確や損切り幅などを計算する時には気をつけてください。
次に1pipsの値幅の違いについて具体的に解説します。
対円(クロス円)のpipsは少数第2位で覚えましょう!
対円は◯◯円と表記される通貨ペアのことです。
例えば、ドル円(USDJPY)、ユーロ円(EURJPY)、ポンド円(GBPJPY)のようなものを対円と呼びます。
対円はクロス円とも呼びます。
対円のpipsは小数第2位で覚えればわかりやすいかと思います。
ドル円(USDJPY)が約110.00円で買い注文を入れ110.05円で決済したら、5pipsの利益が出たというように計算します。
その他の通貨のpipsは少数第4位で覚えましょう!
その他の通貨は小数第4位で覚えていただければ問題ありません。
例えば、ユーロドル(EURUSD)を約1.1700ドルで買い注文を入れ1.1708ドルで決済したら、8pipsの利益が出たというように計算します。
100pipsの値動きによる利益
100pipsの値幅を利確できれば、どれくらい儲かるのか計算してみましょう。
実は、FXで得ることができる金額というのは「通貨ペアの値動き」と「ロット数」により変わります。
・通貨ペア × ロット数 = 得ることができる金額
例えばわかりやすくドル円(USDJPY)を100.00円で買い注文を入れて101.00円で決済した場合、100pipsの利益が出たというように計算します。
次にロット数は以下となります。
・国内FXだと1ロット=1万通貨
・海外FXだと1ロット=10万通貨
ポイント
・1万通貨の場合は1pips動くと100円となり、100pips動くと10,000円になります。
・10万通貨の場合は1pips動くと1000円となり、100pips動くと100,000円になります。
当サイトでは、海外FX会社を推奨していますので、1ロット=10万通貨を例にあげさせていただきます。
もし、あなたが1ロット注文で100pipsを取ることができたとしたら、
・100pips × 1000円 = 100,000円
利益が出たというような計算になります!
pips計算はXMの計算機が分かりやすい
海外FX会社のXMでは、計算機を提供しています。
ただし、1ロット=10万通貨でツールが作られているので注意してください。
計算機ツールはこちらから↓
証拠金、ロット、pips等の様々な計算に対応しているので、ぜひ使ってみてください。
まとめ
最後にもう一度、内容を確認しましょう。
まとめ
- pipsとは、FXにおいて為替レートの変動幅を表す単位のこと
- 対円(クロス円)のpipsは少数第2位
- その他の通貨のpipsは少数第4位
- pips計算はXMの計算機が分かりやすい
pipsは分かりにくいとは思わずに、クロス円とその他通貨との変動幅の違いに注意して、一度計算してみましょう!
身につけてしまえば、簡単に計算できるようになります。